やりきった・・・

7月14日に行われた、MYコンパスアカデミー最後となる

「レジェンド6期」の修了式が終わった瞬間、6期の誰もがそう思った。

 

3ヶ月前の私達が見たらきっと驚くだろう。こんな晴れやかな日を迎えられるなんて。

しかし私達がここに辿り着くには最初から順風満帆ではなかった。

 

「そんな余裕ないって!」

日々のワーク、家事育児、仕事でもいっぱいいっぱいなのに、加えて修了式の準備!?

ただでさえ忙しいのにこれ以上の余力なんてない。

きっと誰かが何とかしてくれるはず。

 

誰もが修了式の準備に対し、やらされ感にも似た気持ちを持っていた。

けれどそんな気持ちをさらけ出すこともできず悶々とし、

お互いの出方を伺いながら修了式の準備は始まった。

 

しかしながら、そんな状況で心から準備を楽しめるわけはない。

ゼロから自分たちで作り上げる修了式、本音をぶつけあえていないメンバーとの準備は

まるで暗闇のトンネルを進んでいるかのよう。

前に進んでいるのかすらわからなかった。

 

 

コミットできない行動に意味なんてない

そんな時アカデミー主宰者である岩橋から愛ある言葉をもらった。

皆のやりとりを見ていると、仕事のようなやらされ感、

とりあえず上手くやれば良いよね!?的な雰囲気を感じる。

そんなことに時間を費やして意味があるのかな?」

 

そんな投げかけをきっかけに、1人のメンバーが本心を打ち明けたことで、

次々と他のメンバーが自分の本音を語ることになった。

 

本音が本音を呼び、安心安全の場だからこそ言える本音が続々と投稿された。

「修了式に向けて焦っている」

「当日現地参加できないのに意見を言ってもいいのか」

「こんな大人数でどうやって進めたらいいのか」

「仕事が立て込んでいてうまく取り組めない」

「正直全然楽しめてない」・・・

 

自分たちの自己中心的とも言える本音をさらけ出しながらも、

そこには仲間を思いやる気持ちがあった。

このやりとりを通じて「なぜアカデミーに参加したのか」という原点に

立ち返ることができ、どんな気持ちで修了式を迎えたいかを再確認し、

私たちレジェンド6期の修了式の本当の準備が始まった。

そこからは本音をさらけ出した安心感が

準備までのモチベーションを更に加速させ、

今まで停滞していたことがウソだったかのようにコンテンツが決まっていった。

 

各々がそれぞれできることを考え、自走し、役割を全うし、

修了式の「カタチ」が作られていった。

 

やらされ感なんて微塵もなく、ワクワクドキドキしながら

修了式を望んでいる私達がいた。

 

 

オンラインだけでのやりとりに戸惑いも。

ゴールに向かって一致団結でき、楽しさも感じ始めていた。

でも決して平坦な道ではない。

リアルに話したことなんてほぼないメンバー。

キャラクターも違えば、考えてる方向性も違っている。

FacebookなどのSNSだけで意思疎通をしているから、

微妙にベクトルがズレることが多々あった。

(改めて行きたい方向を指し示すコンパスの重要さを痛感)

 

1日中Facebookの通知が鳴り続け、毎日があっという間だった。

無機質な文字を見て、他意のない発信者の言葉に、

受け手側の気持ちがささくれ立つことも多かった。

 

置かれた環境も仕事も異なる私達。仕事の進め方や共通言語なんてほとんどない。

Face to Faceで時間をかけて話すことも難しい。

そんな毎日に苛立ちを感じたのも事実だ。

 

 

ラスト1週間の熱狂

少しネガティブな感情を持ちながらも、アカデミーで学んだことに気づく。

「人は他者との関わり合いでしか成長できない」

感情の裏側には自分の価値観が眠っている。

 

何が好きか、何が嫌いか、得意なこと、苦手なこと、

メンバーとのやりとりを通じて新たな自分が見えてきた。

そうなってくるとまた面白くなってきた。

 

当日の会場入りしてから動き方を決めなければいけないこと、

当日までできるかできないのかわからないコンテンツ、

使える備品の状況、不確実なことがありすぎる。

 

やらされ感ではないけど、単に思考停止して手足を動かしているだけなんじゃないか?

という状況に入ってきた。

 

「もしかしてこれが熱狂?」

「思考停止していて良いアウトプット出せるの?」・・・

 

怖いという気持ちに負けそうになることもあった。

でも「今の自分やメンバーとなら絶対に乗り越えられる。」

そう思った。私達の限界値は確実に上がっている。

 

 

トラブルだらけの修了式。コミュニティの温かさがわかった。

これ以上ないぐらい万全に準備した!と自分たちを信じて当日に臨んだが、

開始からスタート時間が押している。PCがダウンする。

ネット環境が不安定でオンライン組との連携に手間取る。

さらに時間が押すという緊張とトラブルの連続。

 

青ざめている私達を見て、アカデミー卒業生の先輩方から

「頑張れー!!」「大丈夫だよー!!」「楽しみにしてるー!!」

という温かい応援を何度も何度も頂いた。

 

機材トラブルがありながらも、式は私たちが企画した○×クイズにはじまり、

メンバーで作り上げた会場の装飾、海外の駐妻からのメッセージ、

とコンテンツは盛り沢山だった。

 

そして私達が最も力を入れたと言える、

アカデミー参加から今日までの気持ちを綴った決意表明と

替え歌「365日の仮決定」の合唱では会場全員が涙してくれた。

なんて温かいコミュニティなんだろう・・・・

 

主宰者の岩橋は私達に一貫して言い続けていることがある。

「他者への愛と感謝を大切に」

 

その言葉が体現されるコミュニテイがMYコンパスアカデミー、そしてラボ。

 

かつてこんなに自分らしさをさらけ出し、温かく受け入れてもらえる

居心地の良いコミュニティに属したことはない。

 

3ヶ月間の変化は1人1人全く異なるけど、この環境に属していれば

きっともっと毎日が楽しく、自分自身が成長できる。

そんな確信を得て修了式は幕を閉じた。

 

運営メンバー、ラボメンバー、そして6期メンバーに愛と感謝を込めて…心から

「ありがとう」

(テキスト・編集/鎌田淑江栗林真由美

 

MYコンパスアカデミー、修了式に関するblogはこちらをご参照ください。

あきちゃん(6期・福島県在住):3ヶ月を本気で駆け抜けてきた

ともこさん(6期・人事OL):MYコンパスアカデミー6期修了式でした!

めぐさん(6期・育休中&夫海外単身赴任中):【感動】MYコンパスアカデミー6期修了式

鎌田淑江さん(6期・キャリアコンサルタント):MYコンパスアカデミー6期生として卒業しました!

Eriさん(6期・会社員):大熱狂!!からの、燃え尽き症候群

sabiさん(6期・まもなく退職&駐妻予定):ここからが、始まり♪

 

やしろのりこさん(1期生・福井県在住):インターネットの出会いも人生の宝なり。

レロちひろさん(4期・フランス式育児アドバイザー):7/14 MYコンパスの節目となった1日

Mariaさん(5期・タイ在住):女性のための新しいキャリア支援!|MYコンパスラボ&アカデミー

 

弊社代表・岩橋ひかり:レジェンド6期修了式、無事に。

講師・赤谷麻愛:MYコンパスアカデミー”レジェンド6期”の修了式などなど・・でした!

 

速報レポート:

【活動実績】MYコンパスラボ総会&MYコンパスアカデミー 最後の6期生修了式を行いました