日差しは春のものながら、空気はひんやりとしていた 3月10日。
MYコンパスラボメンバーを対象とした「定例会」が行われました。

月一回ラボメンバー対象に行っている定例会の”名物”となりつつある、
会場参加 + 全国各地からのオンライン参加。
世界のどこにいても参加できるのがラボの強みです!

(このように、講師側からも会場参加側からも、オンライン参加メンバーの画面が見えるので、
会場とオンラインの一体感がしっかりと醸成されます!)

今回のゲスト講師はイトーキ CSW事業部の 戸田裕昭さんです。

新聞などでも”異端児社員”と呼ばれ、研修や講演などで
よくお話されている戸田さんですが
そのテーマはMYコンパスラボの理念ととても親和性の高い内容でした!
ラボメンバー一同、興奮が続いた講演となりました。

 

弊社代表、岩橋ひかりの挨拶で始まった定例会。
「私達、文化祭的なもの(デンソーの中間発表会)を終えたばかりで、みんなテンション高めです!」

戸田さん「昨日仕事で色々あって。テンション低めです。」

などという、想像していたお姿とは少し異なる、ありのままの戸田さんとの会話からスタート。
誰しもそんなことがあるのだな、と感じ、
戸田さんへの親近感を一気に抱いたラボメンバーも多かったようです。

この日ご用意頂いた、パワポは、なーんと200枚!!
 それを聞いて、会場とオンライン画面の向こうからは悲鳴に近いどよめきが起きました。

最初のパワポの一枚目は、「こんな格好をしていますが、社会人です」
この日の服装も、黒いキャップに、パーカースウェットというオシャレなスタイル。
休日ですものね、、、と思ったら、実は会社にも、お客さん先にも、国交省にも(!?)
「ビジネスはスポーツだ」と、この格好を通しているそうです。
ユニフォームなんですね!

 

CSWってなに?

ところで、戸田さんが所属されている部署「CSW(コーポレート ソーシャル ウィル事業部)」。

イトーキ内に「企業は社会を良くするべきだ」ということで、
立ち上げられた新規事業だそうです。
アイデアとリソースをつなげるお仕事。
自治体に頼まれての、地方創生もお得意な仕事の一つだそう。
具体的な例として、富士吉田市の事例をお話しくださいました。
デザインコンペを行い、吉田うどんのムーブメントなどにつながっていて、
大変興味深いものでした。
大活躍の戸田さんですが、
家具メーカーの老舗、イトーキの中では、異色の存在。
日経新聞に載った頃から、人事からも一目置かれ、
社内でもある程度認められて来たものの、
未だに冷たい目を向けられることも有るのだとか。

でも、戸田さんが仕事で大事にされているのは、

この仕事は「社会が良くなっていくことか」ということ。

戸田さんの根源に有るのは、
人の意識を変えて、事業を変えて、そして社会を変えること。

MYコンパスラボも、一人ひとりが意識を変えマイコンパスを手にして、

自分らしいキャリアを体現し、結果として社会を変えることを目指しています。
 キャリアを考える際、「どんな社会にしたいのか」が核になるのは、
やはり本質なのだと再確認させられました。

 

 未来はつくるしかない

 

妄想好きの戸田さんは、自分の死ぬ時、
どこでどんなふうに死にたいか決まっているそうです。
死ぬ時に未来の人から「ありがとう」と言われるような社会を作っていたい。
そんな戸田さんから出た言葉にラボメンバーは多分全員、反応しました。
「未来は作るしかない。」

アカデミーでも、一人ひとりが作りたい未来を考えて考えて考え抜く、

苦しくも素晴らしいタームがあります。

これって、本当に一人の力で立ち向かうのがとても難しいんです。

アカデミーの場が、仲間の肯定的なフィードバックの有るコミュニティだからこそ、
本当の自分の思いについて考えることが出来るんですよね。

 

 戸田さんも、「作りたい未来は一人の力では出来ない、
自分にはない力を持った仲間が必要」とお話されます。
 とはいえ、現状違うことをやっている人が仲間になるのは難しい。
だからこそ、多くの人が参加したいと思えるビジョンが大事だということでした。
何故そこを目指すのか、目的を語れないと、駄目だと。

 

 そして、話せるだけではなく、アクションをしないと意味がない
ここで、ラボメンバーはみんな、ピンときます。
アクション、つまり「行動」することです。

 

「 どんな未来を作りたいのか考えて、そして、行動!!」
アカデミーでその実践をしてきたメンバーは、大興奮です。

「成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと」

一同の心にぐぐっと刺さります。

 

予定の時間が終わって、本来はワークをする予定でしたが、
せっかく戸田さんがいらっしゃるのだから、
急遽、もう少し色々とお話を伺う時間となりました。
戸田さんにすっかり魅了されたMYコンパスラボメンバー
熱い時間となりました。

戸田さん!ありがとうございました。

 

参加者の感想
(オンライン参加者)

地方創生のお話に惹かれました。自分の住む地域に愛着を持ち始めた。
ここに居ても、何か出来るのではないかとワクワクした。

(オンライン参加者)
興奮しました!戸田さんの作り方(どうやって自分をブラッシュアップしているか)教えてください。
▶ この質問に対して、読書家の多いラボ内は、戸田さんの回答にドキッ。
「ハウツー本とか読まないです。自分で考えることが大事。
本を読むのも大事と思いますが、鵜呑みにしないこと」
うーん。確かに!今回の定例会は戸田さんの意向で課題図書がなかった!!
(会場参加者)
死ぬ事を考えるのは、悪い事ではなくゴールの設定が大事だと思った。
夢やビジョンは自分を動かす原動力になると思った。

 

定例会の感想の詳細は、ぜひ以下のブログをご覧ください!

【弊社代表・岩橋のブログ】

どんな未来を作りたい!?

【MYコンパスラボメンバーのブログ】

やしろのりこさん:   この人生で何をするか!?〜MYコンパスラボ3月定例会〜

ちいちさん:               会社員でも社会を変えられるの?!

mayukoさん:   (株)イトーキの異端児、戸田裕昭さん

(テキスト・編集/ 久木文美)