5月11日(土)、
令和初のMYコンパスカレッジ定例会が開催されました。
今回のテーマは「MYコンパスを見つけて個人事業で活躍する」。
個人事業で活躍する2名の方に登壇いただき、
公開インタビューをおこないました。
2人の共通点は、元専業主婦であること。
悶々とキャリア=人生に悩む時期を経て、
現在はインテリアやフリーアナウンスのお仕事で活躍されています。
変わるきっかけはMYコンパスアカデミーを受講したこと。
受講中に作成したMYコンパスをもとに、
今では「自分の好き」をビジネスにされています。
定例会ではその軌跡を余すことなくお話しいただきました。
「個人事業主はすごい!」と感心するだけではなく、
「ここはいいな!」や「この考えは自分とは違う・・・」など
是非、自分と照らし合わせながら、本レポートをお読みください。
きっと自分らしさを知る、ひとつのヒントになると思います。
◆駐在妻・専業主婦を経て、個人事業で活躍中。
まずは、登壇してくださったお2人をご紹介します。
遠藤有夏さん(オンライン参加)
インテリアコーディネーター
滋賀県在住。小学生と保育園児の母。
上海にて駐在妻経験あり。
インテリア関連・お片付けサポートのほか、
オンラインで家庭教師をされています。
MYコンパスアカデミー1期生。
古賀静華さん
スピーチコンサルタント
フリーアナウンサー
千葉県在住。小学生と保育園児の母。
個人へ話し方・スピーチ指導のほか、
ラジオのプロデュースや司会業をされています。
MYコンパスアカデミー1期生
◆遠藤有夏さんSTORY
●発信を重ねて次のチャンスへつなげる
いつも自然体な印象の遠藤有夏さん。
MYコンパスラボのビジコンに参加したり、
トヨタホーム様でワークショップを開催したり、
目の前のチャンスを逃さず、着実に経験を重ねています。
ターニングポイントはブログをスタートさせたこと。
遠藤さんはMYコンパスカレッジ主宰・岩橋の
個人セッション(現在は終了)にて、
ブログ発信をすすめられました。
その翌日、上海生活や今の想いをアップし始めます。
中華料理の習い事について記事にしたところ、
お友達から教えてほしいとリクエストが入り、
点心教室を開きました。
「インテリアへの想いが強かったが、
自分でも気づいていないことに人が喜んでくれたり、
価値があったりするのが気づきだった。
こういうことで自分を知っていくのが、自分にとってはいい経験だった。」
と気づかれたそうです。
●柔軟にサービスを提供
現在はお片付けのサポート業務がウェイトをしめる遠藤さん。
「お片付けを一緒にやってほしい」という周囲からの声が多く、
意外とお片付けを億劫に感じている人がたくさんいることに気がつきます。
「自分のサービスでこんなに人に喜んでもらえるなら私もハッピーだなと感じる」
と笑顔でお話しされてました。
また、お片付けをきっかけに、リフォームの相談が入っているそうです。
「インテリアコーディネーターをやりたい」という自分の強い思いは大切です。
しかし、遠藤さんは「これが好きです!興味あります!」と発信し、
そこから別のチャンスを広げていきました。
「そのスタイルが自分にあっている。
ストレスなく仕事ができていて、
むしろ仕事している感覚がない。」とコメントされているのが印象的でした。
●MYコンパス
今回の定例会では、登壇者が作成した最初のMYコンパスを披露してもらいました。
ずばり、専業主婦からビジネスをスタートさせる過渡期に作成されたものです。
MYコンパスとは「自分はこうなりたい」というキャリア=人生の指針です。
・年を重ねてもいつもチャレンジをしている人
・周りにエネルギーを与えられる人になる
●理想のライフスタイル
海の見える家で毎朝おいしいコーヒーをいれるマダム
〈MYコンパス作成時の想い〉
インテリアを扱っていた会社員時代は
仕事がとても楽しかったそうです。
退職後は会社に守られていたことを感じ、
個人でインテリアに携わることに自信がありませんでした。
MYコンパス作成時にはインテリアへの強い思いが言えない心情。
人としての「在り方」にフォーカスして作成し、
理想のライフスタイル含め、現実のものとなっています。
「MYコンパスアカデミーに通っていなかったら、今の生活はないかも。
絵に描けるくらいリアルに想像したことがこんなに早く叶うとは・・・」と
振り返られていたのが、印象的でした。
◆古賀静華さんSTORY
●思い込みをとりはずし、つきすすむ
見た目はふんわり。実際は目標に向かって突き進む古賀静華さん。
ターニングポイントは思い込みが外れたこと。
岩橋の個人カウンセリングを受けた2016年ごろ、
古賀さんはある思い込みにとらわれていました。
「専業主婦だから、保育園は入れない。
夫が忙しいから、思うように仕事できない。」
「フリーランスの仕事は依頼があってこそ。
こんな時間に限りがあって、小さい2人子育て中の私に依頼があるわけない。」
できない理由がどんどん出てきます。
しかし、岩橋の個人カウンセリングがきっかけで、発想の転換へとつながります。
それは・・・
・できない理由ではなく、やる方法を考える。
・仕事は(受動的に)もらうのではなく、自分から提供できることを提案して仕事をつくる
というアドバイス。
●動き出してもなお、迷うこともある!
実は当時、フリーアナウンサーと英語講師の
2つの選択肢で迷っていました。
夫の転勤を機にスタートさせた英語講師は
楽しくて生きがいを感じていました。
次第に、子育てと両立ができる英語教師として
独立したい!と考え始めます。
そして、子育て英語をメインとしたブログをスタート。
しかし、5記事くらい書いたところで、
「なんか違う・・・」と感じたそうです。
また、岩橋からは率直なアドバイスが・・・
「英語を話せるママはたくさんいる。
でも、ラジオに出ていたママ、アナウンサーやっていたママは聞かないですよ。」
しばらく、やりながら、紆余曲折・迷う日々もありましたが、
話す仕事・スピーチコンサルタントとしての道を歩み始めます。
●MYコンパス
・私はTVとラジオで活躍する売れっ子のナレーター
・信頼感のある声としゃべりで、人に愛されている。
・スピーチコンサルタントして人気。
・活躍したい女性起業家、経営者からひっばりだこ。
・クライアントさんはどんどんご自身の夢を叶えていく。
●つくりたい未来
・女性の夢をサポート!女性たちに“話し方”という翼を授ける!
・子どもたちが夢を持てる社会に。自分の夢を語れる言葉力をはぐくむ。
〈MYコンパス作成時の想い〉
とにかくやる気に燃えていた古賀さん。
振り返ってみると、今と言っていることは変わらないそうです。
現在はTVではなく、ラジオに出演され、
「(MYコンパスに)8割は近づいている。そんな遠い気がしない」
というコメントが印象的でした。
◆気になる個人事業の実態!!
今回の定例会では登壇者の方へ
会社勤めが多いカレッジメンバーから
事前にいくつもの質問が寄せられました。
その一部をご紹介したいと思います。
Q:どのようなスケジュールで仕事されていますか?
A:遠藤さん
6:30起床、家族を送り出し
9:00仕事タイムスタート
日本語オンライン家庭教師、ブログ、メールのやりとり
お片付けサポートのフォローレポート作成、講師への応募、打ち合わせ
15:00家族帰宅、習い事の送り迎え、夕食
夜 オンライン家庭教師
就寝
子どもの帰宅に「おかえり」と言いたい。
そのくらいのペースに仕事をコントロールしています。
A:古賀さん
5:30 起床
9:00 就業タイム
ZOOMなどでオンラインコンサルやスタジオでのラジオ収録
18:30学童・保育園へお迎え
夜 家族と一緒に就寝。
スピーチコンサルタントは対面オンラインがメインでしたが、最近はZOOMを活用しています。
その他に親子アナウンス講座も開講しています。
Q:ずばり収入は?
A:遠藤さん
会社員時代の7割程度です。
A:古賀さん
月に多い時は会社員の数倍、少ない時は数万円と波があります。
Q:ご本人や家族が体調不良など、何かあったときにどう対応していますか?
A:古賀さん
穴をあけないように気合で乗り切る!
自分の体調は早め早めに手を打ち、
万が一の場合はスケジュール変更や代理を探すなど、バックアップを想定しています。
子どもの体調不良の場合は義実家を頼ったり、
シッターなどを利用したり。
とにかくなんとかする!
仕事を獲得することが大変で一度、手にした仕事は簡単に手放さない。
個人事業と会社員とでは
お仕事ひとつひとつのありがたみ、責任が違うと思います。
A:遠藤さん
自分が体調不良の場合、
お片付けサポートであれば、
周りに同じ資格を持った人がいるので頼めることもあります。
子どもの体調不良はなんとかします。
岩橋よりコメント
なんとかするしかないので、なんとかする。
大変なのは集客!仕事とどう出会っていくかです。
Q: オンオフの切り替えはどうしていますか?
A:古賀さん
フリーランスは常に仕事している。
月1回、自分的有休=仕事について考えない日を
あえて設定しています。
工夫すれば、すきま時間で銀行・通院などの用事もこなせます。
日々、仕事休みだったら、これやりたいのに・・・というのはなくなったかも。
岩橋よりコメント
個人事業になったら、オンオフの切り替えも変わります。
働くという感覚自体も違いますが、
決して、難しいことではありません。
フリーランスは誰でもできます!
◆地道にコツコツと。
定例会の最後に岩橋より、
「個人事業、そして組織人としても大切なこと」について話がありました。
・まず自分のことを知る
・そして、それを発信する(=SNSや周囲の人に伝える)
・与えられたチャンスは120%の力でやりきる。
個人事業をしている方々は決して特別ではなく、
小さなことを繰り返しています。
小さな一歩を着実にすすんでいる人に、次のチャンスは訪れます!
◆まとめ
定例会終了後、カレッジメンバーからは多数の感想が寄せられました。
その一部をご紹介します。
「会社員として働いたことしかないので、
お二人のお話で個人事業のイメージがまた変わりました。
リアルに絵に描けるぐらいの理想のライフスタイルを
あらためて考えてみたくなりました。」
「働き方の選択肢が広がったように思い、
すごく楽しくお話を聞かせて頂きました。
一歩一歩理想に近づけるよう行動していきたいと思います」
大企業からの転職をテーマにした前回の定例会に続き、
様々な働き方を知ることができるよい機会でした。
また、自分のなりたい姿=MYコンパスを決め、
そこに向けて小さな一歩を進み続ける大切さを
改めて実感しました。
MYコンパスの見つけ方については
「自分らしさ発見ワークブック」に詳しく書かれています。
取り組んでみたい方はぜひダウンロードしてみてください。
(テキスト・編集:MYコンパスラボ K・K)
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