株式会社デンソー 新事業統括部(愛知県刈谷市)
伊神公博様・長江悦史様
【自然冷媒給湯器 エコキュート のプロモーション提案(2018年3月)】
(写真左より 伊神様、長江様)
−今回のプロジェクトを始める前に、何か課題やお悩みはありましたか?
様々な付加価値提案のプロモーションを行ってきましたが、市場に認知されない、良さが伝わらない、従って、お客さまの購買にもつながらない、という課題を抱えていました。
−なぜMYコンパスラボと協業しようと思われたのですか?
(伊神様、以下 伊)もともとデンソーでは「オープンイノベーション」に力を入れていました。なので、自分たちにはないものを持っている社外の仲間と組んで、新しいことに挑戦しよう、という土壌がありました。その上で、MYコンパスラボのことを知り、今回の給湯器のターゲット層である育児世代、かつ豊富なキャリアを持っている女性のコミュニティであることから、より実践的なプロモーション案を明示していただけるのではないかと感じ、今回お願いすることになりました。
(長江様、以下 長)このプロジェクトを行うことで、企業としても、「女性の社会進出」「働き方改革」といった社会貢献的な意義があると思いました。実際、オンライン会議やフェイスブックでのディスカッションなど、最新デジタルツールを駆使したプロジェクト推進を目の当たりにして、働き方の変革を肌で感じることができました。
(伊)私も、ここまでできるのか!と、衝撃を受けました。将来の新たな働き方の一端を見た気がします。
−そんなふうにお感じになっていたとは本当に嬉しいです。MYコンパスラボの提案内容や全体のパフォーマンスに関してはどのようにお感じになりましたか?
(伊)非常にびっくりしました!
(長)本当にびっくり。
(伊)内容のレベルの高さには本当に驚かされました。実際にディスカッションの内容も見させて頂いていたので発表頂いた時はとても感動しました。
−”感動”ですか?!
(伊)我々の考えや立場を分かっていただいた上で提案してくださって、本当にすごいなと思いました。ラボメンバーの方にお伝えしたことを理解して、我々の視点で考えてくださったのだな、と。何も言っていないのになんでわかるんだろう?と思うところさえありました(笑)
(長)どこかで話を聞かれていたのかな、と思うくらい(笑)
(伊)相手の立場に立つというのは、仕事の根本ですよね。それが本当に皆さん分かっていらっしゃるのだなと感じました。キャリア実践の場だから、自分のスキルを使って何かしてやろうというのでもなく、押し付けでもなく、こちらが求めているものに対してきちんと提供してくださって。我々では到底考えられなかったアウトプットを頂いた事に感謝しています。社内外でも大変高い評価を頂いています。
(長)MYコンパスラボは、新しい事に果敢にチャレンジする方、自身の強みでお互いを補完し助け合う方、しっかりと舵取りをする方がいて、大変素晴らしい組織だと思いました。皆さんバラバラな所に住んでいるとは思えないです!今回はプロモーション案の提案というテーマでしたが、社会的な課題である女性のキャリア開発、女性活躍推進という視点でも期待以上のアウトプットを頂いたと感じています。私は涙は出ませんでしたが、感動していましたよ(笑)
−MYコンパスラボにとってもこのプロジェクトを通して、本当に貴重な経験をさせていただいたと感じています。お二人ご自身にとって何か変化はありましたか?
(伊)冒頭にも話した、オンライン活用の衝撃がまずありますよね(笑)
(長)動画撮影にも慣れましたしね(笑)私は、今回のプロジェクトを通じて「協業」ではなく「共創」という意識が強くなりましたし、そのために「共感」することがとても大事なことだと実感しました。
(伊)今回の取組みが成功した要因は、我々が直接オンラインコミュニティ上で顔を出し、動画やオンライン会議で商品の説明やプロジェクト背景を伝えたり、文字でコメントしたことで、我々の想いがラボのメンバー伝わり、その想いに共感頂いた事だと思っています。自分の言葉で想いを伝えることの重要性に気づかされました。そしてまた、オープンイノベーションとはこういうことなのではないかと。自分自身の社会人人生の中でも素晴らしい経験でした。
(長)企業としても、中間発表会に参加した弊社ダイバーシティ推進部署の担当者にも、プロジェクト参加メンバーの意欲、エネルギーが伝わり、弊社内の女性活躍支援の施策検討にも良い影響があったのではないかと思います。
(この日のインタビューもオンラインを駆使して行いました。)
−最後に、MYコンパスラボメンバーにメッセージがありましたらお願いいたします。
(伊)約2か月共にプロジェクトを進めさせて頂きましたが、ラボメンバーのモチベーションの高さにパワーをもらった気がします。初めてのことに果敢にチャレンジしていく姿勢に勇気と感動をもらいました。我々自身も共に熱狂しながら楽しく仕事ができたと思います。正に「共創」が実現した瞬間だったと思います。今後とも引き続き宜しくお願いします!
(長)引き続き、プロモーションツール作成もよろしくお願いします。共に、熱を込めて、いいモノを作り上げましょう!
−こちらこそ、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。(完)
(3月中間発表会での集合写真)
※本プロジェクトについての詳しい内容は、下記の記事をご参照ください:
【デンソー×MYコンパスラボ】共同プロジェクト中間発表会を行いました!
【デンソー×MYコンパスラボ】共同プロジェクト最終発表会が終了しました!