2月9日(土)、MYコンパスカレッジの2月定例会が開催されました。
今回のテーマは自分らしい働き方を実現する方法「プロジェクトワーク」とは?です。

第1部はMYコンパスアカデミー主宰の岩橋ひかりより、
自分らしい働き方を実現する方法「プロジェクトワーク」とは?
についてお話しさせていただきました。

第2部は「プロジェクトワーク」事例として、
「おうちMYコンパス」プロジェクトのご紹介。

第3部は「3人の女性のリアルストーリー」をテーマに、
MYコンパスラボのプロジェクトに参加したメンバーへ
公開インタビューをおこないました。

今回も東京メイン会場に加え、
日本・世界各地からオンライン参加したメンバーも。
参加したメンバーからは
・「やったことがあるかどうか、できるかどうかよりも、やりたいかどうか」の大切さを学びました!
・「自分らしさ」や「自分らしいキャリア」について
改めて考えてみたいと思いました。
・プロジェクトワークには以前から興味を持っていたので、
実践している方の話を聞くことができてとっても参考になりました。
など、多数の感想が寄せられました。

このレポートではMYコンパスラボで実践してきた
プロジェクトワーク事例とともに、
MYコンパス(自分らしさ)を見つけたメンバーの
変化や気づきもお届けします。

 

第1部 自分らしい働き方を実現する方法「プロジェクトワーク」とは?

◆自分らしい働き方「プロジェクトワーク」とは
平成の終わりが近づき、オリンピックも来年に控えた今、
時代の節目を感じている方も多いと思います。
また、働き方改革や副(複)業を解禁する企業の増加など、
働き方も変わり目を迎えています。
特に、ライフステージの転機が多い20~40代の女性は
「自分らしい働き方とは?」という問いの答えを
探している方も多いのではないでしょうか。

そんな中、MYコンパス社が提案するのが「プロジェクトワーク」です。
プロジェクトワークとは、
才能・能力を補い合いながら、
自分らしく、時間と場所に縛られずに
オンラインを活用しながら、プロジェクト単位で仕事をする新しい働き方。
以下では、その実例をご紹介します。

◆MYコンパスラボ  プロジェクトワーク事例
昨年より、キャリア実践型コミュニティ「MYコンパスラボ」では
プロジェクトワークを実践しています。
日本や世界各地に住むラボメンバーがオンラインを活用し、
企業との協働案件や独自プロジェクトをすすめています。

事例①:株式会社デンソー ⾃然冷媒給湯機「エコキュート」
〜PR施策立案と販促用小冊子の制作〜
「私たちが購買する動機」
「お湯のある豊かな生活」を生活者視点で提案。
また、2か月間という限られたスケジュールで、
SNSを活用してプロジェクトを進め、
販促用小冊子も作成しました。

【開催レポート・デンソー×ラボ 共同プロジェクト最終発表会】愛と感謝が循環した!?キャリア実践プロジェクト

【活動報告】株式会社デンソー「エコキュート」ファンブック&制作秘話大公開!

 

事例②:Yper株式会社アプリ連動型置き配バッグOKIPPA(オキッパ)
〜アンバサダーPRプロジェクト〜
宅配受け取りの不便が解消された先の豊かな未来を提案。
女性ユーザーに訴求するWEBページの制作もおこないました。

【ラボ・共同制作サイトオープン】クリスマスプレゼントも お歳暮も 家で待たずに受け取れる!「新しい荷物の受け取り方」をプロデュース

 

事例③:ビジネスプランコンテスト

自ら仕事・プロジェクトを作り出すことを目的に、
生活者視点でのビジネスアイデアを提案。
親子旅、理想の家づくり、働きたい駐妻など
多岐にわたるテーマが発表されました。
ビジネスプランコンテストがきっかけで
スタートした現在進行中のプロジェクトもあります。

【活動実績】「女性のためのビジネスプランコンテスト」ファイナリストプレゼンテーション実施

どのプロジェクトも成功し、
協働企業からのお褒めの言葉や
取り組みの様子が新聞掲載されるなど、高く評価されました。

【お客さまの声:株式会社デンソー】将来の新たな働き方の一端を見た気がします。

【メディア掲載】日刊工業新聞(7/19付) 紙面掲載のお知らせ

 

「自分らしさ」を理解することがプロジェクトワーク成功の鍵
プロジェクトワークをすすめる上で一番、必要なこと。
それは「自分らしさ」を理解していることです。
プロジェクトワークでは、オンライン上で複数のメンバーが協力し、
短期間で仕事をすすめます。
そんな中で成果を出すためには、自分の強みや弱み、
いままでの経験やスキル・知識などの「自分らしさ」を知ることが欠かせません。
また、プロジェクトで働くメンバー同士、
お互いの「自分らしさ」を理解しあうことで、
トラブルなく円滑に仕事を進めることができます。

MYコンパスラボのメンバーはコミュニティーを通して、
お互いの大切にしたい部分・ゆずれない価値観など
「自分らしさ」を把握しています。
そのようなメンバーによるプロジェクトワークだからこそ、
成功したのではないでしょうか。

◆これからもプロジェクトワークを実践・研究!
プロジェクト単位で働くことが主流となる時代の流れはありつつも、
プロジェクトワークを実践している企業やチームは
まだまだ少ないのが現状です。
そのような中でMYコンパスラボは
新しい働き方を求め、プロジェクトワークを
引き続き、実践していきます。
さらに、プロジェクトワークの手法などを、
広く世の中に発信していく立場になっていきたいと考えています。

 

第2部プロジェクトワーク事例「おうちMYコンパス」プロジェクト
~コミュニティ(プロジェクトワーク)を活かして「好き」を叶える~

つづく第2部では、
現在進行中の「おうちMYコンパス」プロジェクトについて
ラボメンバーより紹介がありました。

登壇メンバー:岡崎 純子さん

MYコンパスアカデミー5期
おうちMYコンパス他のプロジェクトに参加
人材サービス会社(法人営業)
2児の母

◆「おうちMYコンパス」プロジェクトとは
「MYコンパス」とは理想のキャリアを叶えるためのキャリアの指針。
そして、「おうちMYコンパス」とは理想の家づくりの指針です。
理想の暮らしを実現できる人を増やしたいと活動しています。

プロジェクトメンバー3人の共通点は「我が家が大好き」ということ。
一方で、ラボメンバーに実施した「住まいに関するアンケート」では、
持ち家に「不満あり」との回答が8割にものぼりました。
理想の家をつくるにはどうすればいいか?
自分たちの体験を振り返ったところ、
MYコンパスのキャリアステップと共通点を発見。
ずばり、MYコンパスを応用してできたのが「おうちMYコンパス」です。

今までの活動実績としては、
MYコンパス社オフィスのインテリアコーディネート、
ラボメンバーの収納サポート・インテリア相談、
ビジネスプランコンテストの参加をおこなってきました。

そして、過去のデンソープロジェクトでのご縁がつながり、
この度、トヨタホームでのワークショップが決定しました!
本件はラボの自主プロジェクトが社会に羽ばたく第一号のケースです。

◆好きを叶えるためにプロジェクトワークへ参加
ここまでの話を聞くと、
本業もコミュニティ活動も
順風満帆な印象を受ける岡崎さん。
しかし、2回目の育休復職後、
新しい部署への不本意な異動や慣れない子育てで
「人生を変えたい、転職したい」と深く悩んでいました。
会社では新しい仕事を覚えるのに必死、
家に帰れば子育てで時間に追われ、
ゆっくりと先を見通せない状況でした。

そんな中、
オンラインキャリア講座「MYコンパスアカデミー」を受講。
とことん自分と向き合い、
自分の好きだったこと・改めてやりたいことに気づきます。
さらに自分が何をしたら幸せなのか?を考え、
「エコキュート」の販促用冊子プロジェクトに参加しました。

参加のきっかけとしては、
「(産休前に携わっていた)パンフレット作成が好きであると改めて気づいたこと。
また、新卒から同じ会社で働いているので、
自分の経験が他社でも通用するのか、試してみたかった」とのこと。

MYコンパスアカデミー受講後から現在を振り返ると、
復職後の仕事や目の前の状況は変わらないのに、
自分のスタンス次第で見え方が変わることを実感。
仕事経験がある・ないなどで自分にブレーキをかけず、
「やってみたい!という純粋な気持ちを大事にして、まずは行動してみる」
というコメントが印象的でした。

第3部 公開インタビュー「3人の女性のリアルストーリー」

つづく第3部では、MYコンパスラボにて
プロジェクトワークに取り組むメンバー3人が登場。
岩橋ひかりがインタビュアーとなり、
プロジェクトへの想いなどを語ってもらいました。

ここでは対談形式でお伝えします。

◆きっかけは「私、ださいなー」と気づいたこと
岡崎純子さん

(※第二部よりひきつづき)

岩橋:
復職直後、「今後のキャリアが見えない」と悩んでいた状況から
自分らしいキャリアにはどのように気づいたのですか?
岡崎:
MYコンパスアカデミー受講を経て、
きっかけとなったのが、自分の思い込みに気づいたことですね。
「私はこうあるべき!」
「今の会社なんかやめて転職する!」
など、思い込みだらけの自分に
「私、ださいなー。かっこつけるのはもうやめよう」と感じました。
岩橋:
MYコンパスアカデミー受講中に転職する!と宣言していましたけど、
今後の予定は?
岡崎:
今年、会社をやめることに決めました!
この1年、ポジティブな気持ちで仕事に取り組んだところ、
成果も出てきて仕事が楽しくなりました。
でも、現在はやりきったと感じて
今の会社を卒業しようと、前向きな決断にいたりました。

◆自分の好きを見極めたい!
久木文美さん

MYコンパスアカデミー4期
デンソーファンブック作成プロジェクトリーダー
スタートアップ企業(アプリ開発)
東京都在住、3児の母

岩橋:
デンソーの販促用ファンブック作成プロジェクトのリーダーをされていましたが、
いかがでしたか?
久木:
いつも対面で会えるメンバーではなかったので、
オンラインでの情報伝達やコミュニケーションを取る場においては
相手の立場に立ったやりとりが大切だと感じました。
岩橋:
看護師を16年されていたんですよね。
久木:
編集などのスキルが未経験だったので、
どのようにリーダーシップを取ればよいか難しかったです。
でも、任せるところはスキルを持つメンバーに任せ、
自分は自分でできることをすればいい、と途中で気づきました。
それからはメンバーがワクワク・心地よく仕事ができるような
雰囲気づくりを心がけました。
岩橋:
今は何をしているんですか?
久木:
今はスタートアップ企業で医療系アプリを開発しています。
MYコンパスアカデミーの受講中に
「看護師だから病院で働きつづけなくては」
「家から近く、時短を取りやすい今の職場がいい」
といった思い込みに気づき、転職を決意しました。
岩橋:
3人の子育てや本業の転職に加えて、
積極的にプロジェクトワークに参加していますよね?
プロジェクトワークへ突き動かすものは何ですか?
久木:
色々やってみて、自分の好きを見極めたいという
気持ちがあるんだと思います。
好きなこと・ワクワクすることは
「(もうすでに)しよう!」と思っている証拠。
あとは(時間をやりくりして、)どうすればできるのかを考えています。

◆MYコンパス社が好きすぎる!
八代 宜子さん

MYコンパスアカデミー1期
OKIPPAプロジェクトリーダー
EC小売業(広報)
福井在住、2児の母

岩橋:
MYコンパスラボ参加の理由はなんですか?
八代:
ずばり環境です。
キャリアアップしたい女性が多い、
ラボの環境に身を置き続けたいと思ったのが理由ですね。
岩橋:
福井在住ということですが、
都市圏と地方でスピード感の違いを感じることはありますか?
八代:
情報収集とそれを取捨選択するスピードが違うと思います。
リアルな生活環境は変えられないけれど、
インターネットを使いこなせれば、
この違いは縮められると思っています。
岩橋:
本業や子育てで忙しいと思いますが、
プロジェクトワークに突き動かすものはなんでしょう?
八代:
ずばり「MYコンパス愛」です。
ひかりさんの発信内容への共感や
MYコンパスで自分の人生が変わったという実感があります。
MYコンパス社がもっと社会に影響力をもってくれたら嬉しいです。
ここまでくるとファンの域ですね。

◆自分に向き合い、自分で答えを出す
岩橋:
最後にみなさんに聞きたいのですが、
自分らしいキャリアを歩み始めている「今の自分」と
悩んでいた「昔の自分」。
何が変わりましたか?

岡崎:
自分への信頼とまわりへの信頼が変わりました。
これまでは自分で自分のことをあきらめていました。
でも、MYコンパスラボには
同世代の人たちが前を向いて、
自分で未来を切り開いていることに刺激を受けました。
やりたいと思って手を挙げたことに応援してもらえ、
「自分でもやれる!」と思えたのが大きいです。

久木:
自分の本音、心で感じたことを大事にしていいと思えるようになりました。
アカデミーで自分とむき合い、本音や本心を大事にして、
周りに伝えても受け入れてもらえる環境があることに気づきました。

八代:
人生に対するおそれがなくなりました。
パート勤務のため経済的な自立ができているか、
これから自分はどうなるか、という漠然な不安が以前はありました。
でも、どうなるかは自分で決めることで
どうなりたいかが決まれば、おのずとやることがわかるんですよね。
MYコンパスラボで色々なことに挑戦し、
人生ってこわくない!と感じられるようになりました。
まだまだ、できることはあると思っています。

岩橋:
すごい才能がなくとも、
地道に自分自身を発掘して、
自分らしさ(=本来の自分)に気づいて行動していけば、
おのずと自分を開花させることができます。
そんな人が増えると、もっと社会はよくなると思います。
MYコンパスカレッジに参加すれば、
なにかが見つかると思っている方もいるかもしれません。
しかし、残念ながらそんな魔法のような方法はありません。
答えは自分で見つけるという地道な活動が大切です。
それがキャリアの本質だと思います。

それでは、以上で定例会を終了します。

まとめ

先月の定例会に続き、はラボメンバーの個人的なヒストリーが紹介されました。
まさにキャリアとは人生そのもの。
過去の悩みやエピソードを包み隠さず披露したり、
前向きな決断をするメンバーの姿を見て、
気づきを得た参加者も多かったと思います。
これからもキャリア実践型コミュニティ「MYコンパスラボ」では
「自分らしさ」を突き詰めて、
新しい働き方「プロジェクトワーク」に挑戦していきます。

(テキスト・編集: MYコンパスラボK・K )

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