7月26日(日)13時より、山口県の非営利団体 まぜこぜむら山口支所が主催する、
【「最強のライフキャリア論。」著者から学ぶ〜女性のキャリア支援で大切にすべき3つのポイント〜】に代表・岩橋がオンライン登壇しました。
セミナー主催「まぜこぜむら山口支所」とは
主催は、山口県の非営利団体 まぜこぜむら山口支所。
様々な立場、年代の方がまぜこぜに関わり、誰もが活き活きと暮らせる社会を目指して、
地域で集い、ゲストの方のお話を伺うなど活動をされています。
今回、まぜこぜむら山口支所のメンバーであり、県内で就業支援の仕事をされている
キャリアコンサルタント・中野早央里さんが弊社キャリア講座の卒業生であったことから、登壇の機会をいただきました。
まぜこぜむら山口支所では初めてのオンラインイベント開催ということでしたが、
山口・福岡在住のメンバーの方だけでなく、首都圏、北海道・岐阜・広島、
そして海外は台湾などからの一般参加者含め、30名以上の方がご参加。
女性をはじめとした対人支援に関わる方が半数以上、
その他、女性部下のマネジメントをしている方や、
ご自身がライフイベントの変化の渦中にある方などが集いました。
この10年で大きく変わる女性の働き方
冒頭は、岩橋から働く女性を取り巻く環境の変化について、
データやこれまで2000人以上の働く女性たちに関わった経験から
具体的な変化をお伝えしました。
女性の就業者も大きく増加、企業では育休など両立支援制度の拡充が進むなど、
女性の価値観も働き方も大きく変化しています。
そのため女性たちは、正解がわからず悩みに陥りやすくなっているのです。
働く女性といっても、各世代によって全く異なる経験をした女性たちが
同じ労働市場、そして同じ職場で働く状態となっているのが実情。
だからこそ、対象者について深く理解した上でのキャリア支援が重要なのです。
女性のキャリア支援で大切にすべき3つのこと
後半は、岩橋が考える3つのポイントを詳しく解説。
女性のキャリア支援におけるポイントとは
1. 女性の置かれた環境を理解する
2. 女性の本音を正しく知る
3. 個性に即した支援を行う
です。
キャリア理論でいう「転機」の定義に照らすと、
特に20~40代の女性は、常に転機の渦中にあること、
また、著しい価値観や環境の変化の中で、様々な思い込みに縛られていて
自分でも本音に気づけない状況であること、などをお伝えしました。
女性自身が本音に気付いていないからこそ、
女性の本音を正しく知るには工夫が必要です。
これまで弊社のキャリア講座でも行ってきた具体的なワークの事例や考え方、
また、女性と向き合う際の心構えや意識することについてご紹介。
3つ目の、個性に即した支援については、
「女性だから」ではなく、あくまでもその人の特性に注目することの大切さを踏まえ、
具体的な特性の違いや、特性を仕事に活かして働く女性たちの事例をご紹介しました。
参加者の方々の声をご紹介します
90分間のセミナー開催中、参加者の皆さまには非常に熱心に聴いていただき、
途中には、いいね!や拍手のリアクションもボタンを通して頂いたりと、
非常にあたたかい時間でした。
またセミナー終了後のアンケートでは下記のようなご感想をいただきました。
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「具体的に女性支援をするにあたってのポイントをお聞きでき、
とても参考になりました。」
「対人支援を行う際、クライエントだけでなく自分の個性も理解した上で
支援を行う大切さを学びました。」
「キャリアコンサルタントとして、一人ひとりに合った支援を意識してやってきましたが、
取り巻く環境(ワーママ1.0〜3.0など)も頭に入れておくと、
クライエントをより理解しやすくなると思いました。」
「本音を言い当てることはできない、本人に気づいてもらえるよう支援する、
が印象に残り、対人支援の場において結論を急ごうとしないように気をつけたいです。」
「個性に即した支援の具体例も分かりやすく、興味深かったです。」
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今後も女性を取り巻く環境は大きく変化していきそうですが、
今日お届けした3つのポイントを踏まえ、
対人支援の場面はじめ、ご自身の働き方・生き方を考える上でもヒントになれば幸いです。
まぜこぜむら山口支所の皆さん、企画・司会進行いただいた中野早央里さん、
どうもありがとうございました!