2018年11月10日(土)、
MYコンパスカレッジ・特別セミナーが開催されました。

テーマは
「転機の活かし方〜育休中に新しい働き方に挑戦する女性たち〜」

今回は育児休業(以下、育休)をテーマにしたものであることから、
月1回のカレッジ定例会という形を変え、
特別に一般の皆様にも特別セミナーという形で公開し、
会場・オンライン合わせて約100名の方にご参加いただきました。

また、今回は企画から当日の進行まで、
MYコンパスラボのメンバーによる初めての運営。
こちらの開催レポートもプロジェクトメンバー・藤原がお伝えします。

第一部では
MYコンパスカレッジ主宰の岩橋ひかりから
「転機の活かし方〜育休中に働き方を変える決断をした理由〜」と題して、
・転機とは?
・自身の育休中の過ごし方
などキャリア理論を交えながら、参加者にお伝えしました。

第二部では
育休中に「新しい働き方」に挑戦した女性たちと
岩橋によるトークセッションを行いました。

現在、育休中や妊娠中の方はもちろん。
いつ訪れるかわからない転機をどう捉えるか。
この大きなテーマは、
これからの働き方を考えたい方には
とても参考になり、前向きになる話を
聞くことができたと思います。

育休に限らず、誰にでも訪れる「転機」・・・、
ぜひ最後までお読みください。

 

【第一部】
「転機の活かし方」〜育休中に働き方を変える決断をした理由~
MYコンパスカレッジ主宰 岩橋ひかり


◆転機とは?転機の乗り越え方

そもそも転機とは何なのでしょうか?
キャリア理論では、
・役割
・人間関係
・ライフスタイル
・考え方
のうち1つでも変わったときのことを
転機」と言うそうです。
(1つでも変化する=「転機」ということは、
育休だけが転機じゃない!ということです。)
育休中はこの全てが大きく変わる大転機!
そして自分らしい働き方を手にいれるチャンスなのです!

この転機を乗り越えるためには、
自分らしさ(性格・個性・魅力など)の理解が大切となります。
自分らしく生きる&働くための3ステップは以下の通りです。

Step1 思い込みを取り払う
Step2 目指す方向性を仮決定する
Step3 行動する

詳しくは・・・
働くママのための雑誌『CHANTO』12月号に
掲載されていますので、ぜひご購入の上、ご覧くださいね!
>>http://chanto.jp.net/books/54979/

◆転機のつくり方

キャリア理論では
クランボルツ氏の提唱した
「計画された偶発性理論」というのがあります。

【解説】
・キャリアの8割は予期せぬことや偶然によって決定される
・偶然の出来事をキャリア形成の力にできる
・意図的に偶然を生み出すように行動することで、チャンスは作れる

そして、予期せぬ偶然をつくるためのキーワード
「こ・じ・じゅ・ら・ぼー」
好奇心(こ)
持続性(じ)
柔軟性(じゅ)
楽観性(ら)
冒険心(ぼー)

で転機を力に変えられますし、
こんな気持ちを持っていることで
転機を自律的に作り出すことができるのです。
かる〜く、かる〜くやってみよう!と思って、
行動にうつすことが大切です。

◆岩橋ひかり流・育休の過ごし方

では、岩橋はどのように育休=「転機」を
活かしていったのでしょうか?
一人目の育休の後、
人事部に配属され、仕事に復帰。
新卒採用、ダイバーシティ推進の仕事をする中で垣間見えたのは会社の本音。
そして、「ママランチの会」を主宰し、
聞こえてきたのは働く女性の本音。
これって誰のための幸せになるのだろう?
と悶々としました。

そんな中、唯一の自分時間・ランチタイムを活用。
キャリアコンサルタント資格の試験勉強や
自分のしたいことを考え、ノートに向き合う日々を過ごしました。
「(もっと)自由に柔軟に働きたい!」
と思いながら、二人目の育休へ。

2014年二人目の育休中、
「次の(キャリアの)方向性を決める!」と決意し、
一人目の育休時よりも意識して自分のために時間を使いました。
その1つは当時、実例が少なかった育休インターン。
なんと、キッズラインの社長にメールしたのがきっかけでスタート。
当時の勤務先とインターン先の働き方の違いに衝撃を受けました。

その後、復職する予定でしたが、
「こうなったらやめよう」と予め決めていた
条件が復帰時に提示され、思いもよらない形で
退職・独立へ。

悶々とした思いを放置しなかったこと。
自分に向き合ったからこそ見えてくる本当の自分の思い。
そして育休期間にこうしよう!という決意。
一つずつの積み重ねが、
大きな転機(退職・独立)を作り出すきっかけに
なったのですね。

今まで、あまり伝えてこなかった
岩橋の育休中の過ごし方に、
参加者は興味津々に耳を傾けられていました。


◆アンケート結果の紹介

今回の定例会に向けてプロジェクトチームでは
育休中の過ごし方に関するアンケートを実施しました。
「育休中に将来・復職後・自分のキャリアなどについて
悩んだり不安になったりしたことはありますか?」という問いに対して、
97%もの女性が「あった」と回答しています。

30代女性の離職が減り、
女性のM字カーブは解消しつつある昨今。
環境の変化とともに、
働く女性の悩みも変わってきています。
妊娠・出産しても働き続ける方が多くなり、
家事の時短テクニックや両立のノウハウよりも、
自分らしい働き方や生き方とは?
について考えたい女性が増えている
ようです。


【第二部】

育休中に「新しい働き方」に挑戦した女性たちによるトークセッション

育休中に「新しい働き方」に挑戦した3名の女性にご登壇いただき、
育休の経験と皆さんへのメッセージをお話しいただきました。

◆育休中に新規事業立ち上げをした稲田明恵さん


パーソルホールディングス株式会社
ママお仕事がんばって(MOG)事業推進室
ママボラン事業責任者

育休中に新規事業プランコンテストに応募し、
ママボランという新規事業を立ち上げました(とってもパワフル!)。
育休中ママのキャリア不安をどうにかしたい!
という思いから立ち上げたそうです。

「育休中は会社と離れているからこそ、自分の人生を取り戻そう!
本当にしたいことはなに?
ワクワクする仕事はなに?

ということを考える機会にしよう」と話されていました。

ママボランの仕組みは
ボランティア受け入れ企業から対価をいただきますが、
その対価をボランティアしたママたちへ
家事代行サービスやベビーシッター等の
サービスとして還元するそうです。
これによって外部サービスを利用するきっかけを提供。
復職後のライフスタイル構築に備えましょうというものです。

なんて素敵な仕組み!と思った方も多いと思います!
ママボランの詳細はこちら→https://www.mamavolun.jp


◆栗林真由美さん


MYコンパスラボ所属
育休コミュニティ代表

現在二人目の育休中で、
自ら立ち上げた育休コミュニティを運営されています。
一人目妊娠中から
「子供がいても思い切り働きたい!」という
強い思いを持って育休を過ごし、
育休プチMBAやママボノ(復職に向けたボランティアプログラム)に参加されました。
二人目の育休中は、
育休中の女性がなんとなく過ごしてしまうのは
そもそもインフラがないからでは?と気づき、
「私たちの」なんとなく育休をなくすための
コミュニティを立ち上げたそうです。

「なんか違うな・・ちょっと違うな・・」
という違和感を持った時がチャンス!

それを深掘りしてみることで、
自分の価値観に思い切り向き合える。

栗林さんはこの違和感に素直に従ったからこそ、
今があると話されていました。

「なるほど。納得!」と感じましたし、
自分だけの育休でなく「私たちの」と視点を
広げた行動力が素晴らしいですよね。

◆吉田佐香枝さん


MYコンパスラボ所属
ヒカルエ(働きたい女性のミカタ)事務局メンバー

現在、栗林さんと同じく二人目育休中で、
未来の働き方を先取りして実践しながら
「働く女性の支援」をされています。

活動内容は3つ。
①地域で育休後カフェ®の運営(地域)
②ママボランを通した育休インターン(企業)
③オンラインでのキャリア支援(個人)

「転機はチャンス」、
「予期しないことに、おののき続けない」、
「変化の波を楽しみにする、変化が来てくれてありがとう」など、
前向きなキーワードがいくつも飛び出しました。

育休に限らず、
「これやってみよう!」と思えた時がチャンス
とお話しされていました。

【まとめ】

「転機はチャンス!」
転機を生かせるか、そうでないかは自分次第。
そのチャンスを生かすために、
自分の本当に好きなことは何か?
何に一番ワクワクするのか?
これを考え続け、行動していくことが大切!
ということを学んだセミナーでした。

参加者からは・・・
「モヤモヤした気持ちが晴れた。」
「自分の素直な気持ちに向き合いたい。」
「なんとなく育休を過ごしていたが、残りの期間をテーマを持って過ごしたい。」
「転機をもっとポジティブに捉えようと思う、変化を面白がって過ごしたい。」
など前向きな感想が寄せられました。

また、定例会前に実施したアンケートの結果は
改めて「育休白書(仮)」としてまとめる予定です!
育休女性がどんなことを考えているのか?気になりますよね。
ぜひ、ご期待ください。

最後となりましたが、
今回の定例会に際し、こちらの企業様にご協賛いただきました。
(五十音順・敬称略)

Yper株式会社 https://store.okippa.life/pages/okippa-lp
オットージャパン株式会社 https://www.fabia.jp/
株式会社主婦と生活社 http://chanto.jp.net/
パーソルホールディングス株式会社 https://www.mamavolun.jp/

誠にありがとうございました。


【編集後記:定例会プロジェクトメンバーより】

「転機はチャンス」
「自分の気持ちに素直になる」
私が今回の定例会で大切にしたいと思った言葉です。

今回、私は初めて現地参加&プロジェクトチームに参加しました。
やってみたいという気持ちに素直に従ってみる。
これが何かの転機になるのかもしれないと、
今、ワクワクしています!

余談ですが、
今回の定例会メンバーの呼びかけがあったのは、
定例会まで1ヶ月もなくなった10月のある日。
「転機」「育休」というキーワードが気になり
プロジェクトチームへの参加を決めました
(この時点で私は仙台在住のためオンライン参加の予定でした)。

初めてのラボメンバーによる定例会運営でしたが、
なんと準備期間は1ヶ月もなかったんですよ!
しかもメンバーは当日までオンライのみの打合せ!
当日の朝も直前までもオンライン上のやりとりが続きました。
そんなやりとりの中で、
私も現地参加したい気持ちが強くなり、
定例会の1週間前に仙台から日帰り参加することを決めました!

現地参加の感想は、本当に行って良かった!

この一言です。

会場で感じる熱量や出会いは、
オンラインでは味わえないもの。
オンラインは現代のツールとして便利なものですが、
一度、現地参加を検討されてはいかがでしょうか!
その一歩が私たちの「転機」になるかも・・・と思います。

(テキスト・編集:藤原智子)

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定例会について書かれたブログ
【ラボ&カレッジメンバーのブログ】

吉田佐香枝さん:転機はチャンス!「転機の活かし方」イベント登壇レポート①

mayukoさん:【レポ】転機の活かし方ーMYコンパスカレッジ定例会ー

へっちんさん:育休は転機!そして転機は作れる!!

あきちゃん:「転機の活かし方」セミナー参加レポート

こえりママさん:育休を征するコツは◯◯◯にアリ…

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【岩橋ひかりのブログ】
転機をチャンスに〜MYコンパスカレッジ11月定例会を開催しました〜

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